経営計画(事業計画)は必ず立案しなければいけませんか?
売上や資本金の規模に関わらず、また、実績の有無に関わらず事業を営む者にとって経営計画は必須の経営ツールとなるでしょう。
新規法人を設立する際に(または、設立した際に)「経営計画シミュレーション」を薦めますが、過半数の創業者が「まだ売上の見込みが無いから必要ではない」とか「事業規模が小さいから必要ない」とおっしゃいます。
はたしてそうでしょうか?
経営計画は羅針盤
経営計画は、企業の進むべき方向を定め、会社経営を支える一人ひとりの役割を明確にすることができるものです。
例えるならば、会社は『船』、従業員・役員は『クルー』、社長は『船長』、『経営計画』は羅針盤と言えるでしょう。
一旦、大海原に出航した以上、「決算」毎に目標の港に寄港し、次の航行計画を立て、進んでいく。
これが、経営です。
実は、必要ないとおっしゃってた方でも実際に「経営計画シミュレーション」を行った後にはガラリと意見が変わります。
「シミュレーション式経営計画」は「売上計画」や人件費や設備費等の「経費計画」を作成したうえでシミュレーションを行いますので、損益分岐点の明確化、役員報酬(社長の給与)、事業に必要な資金、また、借入の可否、必要額、時期まで明確に出来ますので計画的に余裕をもって経営を行うことが可能になります。
また、計画のベースがあるわけですから不測の事態にもいち早く対応することが可能になりますので、上方修正、下方修正が早い段階で着手できます。
そして、勝算があるのかないのかの重要な判断を下す一番の基準となります。
新会社を設立し、新たに経営を開始する方は、間違いなく大海原に船を出すのと同じことです。湖を横断するだけならば何も法人化する必要もないでしょうし、簡単には港に戻ることも出来ず、座礁や沈没は以ての外です。
是非、会社設立サポートデスクもの「経営計画シミュレーション」活用し、経営の土台を築き、社長自身、従業員、家族の幸福を築く土台として下さい。
経営計画策定は、税務顧問サービスの契約がないお客様でもご利用いただけます。
ご不明な点はお気軽に横浜の会社設立サポートデスクにご相談ください。