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Q: 友人や先輩後輩と一緒に会社を作る際の注意点

友人や、以前に勤めていた会社の先輩、後輩と一緒に会社を設立するケースは意外に多いです。
しかし、時にメリットよりデメリットの方が大きくなるケースがあるので注意が必要です。
たしかに、一人で会社を設立して会社経営を行うより、仲間と立ち上げた方が資金も集まりやすいし、何より精神的に心強く感じるものです。
また、お互いの得意分野が分散しており、それぞれの分野で力を発揮できると勢いが出やすいというのも事実です。
立ち上げ時(ファーストステップ)は、一つの方向に向かって全員が気持ちを一つに出来るものですが、セカンドステップ、サードステップと進むにつれて立場や職種によって進めたい方向性に違いが出てきます。
以下のケーススタディーで検証してみましょう!
A氏・B氏・C氏の3人で中古車販売の会社を作りました。資本金は各々が50万円づつ出資し150万円で、社長は設立の中心となったA氏が就任しB氏・C氏は取締役となりました。
半年後、A氏は高級車の販売を取り入れたいと提案しましたが、B・Cの両氏は反対しました。

さて、この会社は今後どうなっていくのでしょうか?
結論はA氏が会社を去ることになりました。
もちろん、全てのケースに当てはまることではありませんが、実は上記のケーススタディーは実例なのです。
社長は会社経営の中心となり代表取締役として責任を担うことになりますが全ての決定権があるわけではありません。
「会社は誰のものか?」
というフレーズをよく耳にしたのも最近のことですが、会社は株主のものです。
特に小規模法人は間違いなく株主のものであるとの認識が強く、つまり、会社の方向性を決めるのは株主による多数決ということになります。
ここでいう「多数決は株主の人数」ではなく、株の数です。
会社の設立時にA氏がどれだけ力を注いでも、代表取締役社長という重責を担っていても、結果として会社を去ることになってしまったのです。
他にも様々なトラブル例がありますが、友人や先輩後輩と一緒に事業を興す場合は、数年後を見据えて手続きを進めることが必要です。

 

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